開発コンサルタントという仕事

こんにちは!kenです。

10月に入ってから暑さの影響なのか停電と断水が増えてきて、少しビビっています。

今週もあったのは料理をし始めた時には確かに水がでていた。なのに全部作り終わって食器とフライパンを洗おうとしたら、水がでない。

「あれ?」「蛇口を捻り足りないかな?」「キュルキュルキュル、、」

「ん、やっぱでない。。。あぁ」「このタイミングかよ~(-_-;)」

みたいな事が頻繁に起こるようになってきました。普段は数ヵ月に一度あるか無いかなのに。

もちろん常時ペットボトルに水15リットル以上は汲み置きしているから1日、2日はなんとかなりますが。

停電はまだ良くても断水はトイレやシャワーを考えると精神的に堪えますね。

では、ここで恒例の問題です!

1992年9月~1993年9月、自衛隊を国連PKOとして初めて派遣した国はどこでしょう?

A: カンボジア B: ラオス C: ブータン

(正解は本文の後で・・・)


今回は開発コンサルティングについて。

国際協力業界の中には民間企業に所属して、政府系援助(ODAなど)に関わるプロジェクト

をJICAなどから受注し途上国向けの国際開発を専門分野としている開発コンサルタントと呼

ばれる人達がいます。

JICAのプロジェクトで政府系機関がそのまま途上国の援助をしようとしても、彼らは業務を

調整する行政的な部分が専門で特殊な技術をもっているわけではないので、高度な専門性が

要求される部分については、プロジェクトに沿った技術力をもった専門家に委託されます。

私の街にも数ヵ月前まで開発コンサルの方々が滞在していて、よくご飯をご一緒しながら、

貴重なお話を沢山して頂きました。

開発コンサルタントが対象とする仕事は幅広く、しかも国際協力事業の高度化・複雑化に伴

い、その専門能力が求められる裾野はますます広がる一方です。

具体的な仕事の内容は、一国の開発計画の作成支援業務などから、たとえば橋を架けたり、

道路を整備したり、農村の小規模な給水施設をつくったり、とプロジェクトの内容、規模と

も実に多彩です。分野的にも農業、林業、水資源開発、運輸・交通(港湾、道路、空港な

ど)、鉱工業、エネルギーから、保健・医療、教育、経済、行政、社会一般までと、途上国援助

がおよそ人間の生活と生産のすべての分野にかかわってくるように、コンサルタントの仕事

も人間生活のあらゆる領域をカバーしています。 


就職に関して中途採用であれば、自身が持っている専門性が国際開発のトレンドと一致する

か、この一点につきます。最近は技術者不足から、高い専門性が要求されるものは、一部語

学力不問という条件での業務発注も行われており、半端な語学力よりは、トレンドにあった

技術力が一番の武器になります。新卒採用を行っている企業もありますが、数は多くないよ

うです。この業界は従業員数十名規模の中小企業がほとんどで即戦力が求められます。

国内大手の開発コンサルティング企業だと、「日本工営」や「国際航業」といった会社があ

ります。

業界全体として技術者不足で、トレンドにあった専門性を持っている人が転職するのは比較

的容易なようです。

持っていると好ましいスキルは、

1. 英語力

2. 専門性

3. 国際開発に関する知識など

4. 海外在住経験

5. 体力

英語は通常のビジネスレベルの会話力、TOEICだと800点は最低でも求められます。

私が以前触れた国際協力師に求められる条件とほぼ同じです。

自分としては専門が電気なので、この技術力と英語力や海外経験を勘案すると、帰国後の選

択肢として開発コンサルタントというのは、大いに可能性が高い現実的な選択肢となりま

す。実際にはまだ決めていませんが。。


では最後に問題の答えです。

正解はA:カンボジアです。長期間に亘り、戦乱と内戦が続いていたカンボジアに対して、自衛隊、文民警察要員や選挙監視要員を派遣しました。自衛隊の施設部隊は道路や橋等の修理等を実施しました。

今日もご覧いただきありがとうございます。

ではまた今度。

知っておきたい「ナミビア」のすべて

「ナミビア」をはじめとするアフリカ諸国、青年海外協力隊に興味がある方向けに情報発信。民間企業で数年、電気系エンジニアとしての経験を積み、青年海外協力隊に応募。2018年6月27日、2年の任期を終えて帰国。アフリカ南西部に位置するナミビアの職業訓練校で電気・電子工学の指導に従事。(活動期間:2016年6月~2018年6月)

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