途上国での感染症予防

みなさん、こんにちは!

TOEFLオンラインテストの結果に激しく落ち込んでいるkenです。

「TOEFL」は「TOEIC」とは別次元の難しさで構成されているテストです。日本人の平均スコアが世界各国の国別平均スコアと比較して、著しく低い理由も納得です(-_-;)。

最近は、日本から海外の大学へ進む留学生も減ってるらしいですね。

突然ですが、問題です。

次のうち、JICA(ジャイカ)の正式名称を表しているのはどれでしょう?

A:国際協力機構 B:国際協力機関 C:国際協働機構

(正解は本文の後で・・・)


今回は途上国で生活する上で、避けては通れない感染症についての情報です。

青年海外協力隊員は派遣前訓練時に多数の予防接種を受けます。

1つや2つではありません。多数です(^_^.)

もともと「予防接種は、感染症の予防となるウィルスや細菌・菌の毒素から作られたワクチンを接種することにより、体内にそれぞれの病気に対する免疫(抗体)をつくり、発病予防や症状を軽くする目的で実施」するそうです。

どの予防接種が必要か派遣される国によって変わりますが、ナミビアへ派遣されている私の例でいいますと、、

1.A型肝炎(Hepatitis A)

    A型肝炎はA型肝炎ウイルス(HAV)感染による疾患である。一過性の急性肝炎が主症状であり、治癒後に強い免疫が残される。HAVは糞便中に排泄され、糞口感染で伝播するので、 患者の発生は衛生環境に影響されやすい。A型肝炎は発展途上国では蔓延しているが、先進国では上下水道などの整備により感染者は激減している(国立感染症研究所より)

2.B型肝炎(Hepatitis B)

    B型肝炎ウイルスは、全世界で、約3億5,000万人が感染していると言われ、そのうち日本では、約130〜150万人(およそ100人に1人)が感染していると推定されています。B型肝炎ウイルス(HBV)は肝臓に感染して炎症(肝炎)を起こします。肝炎が持続すると慢性肝炎から肝硬変、さらには肝がん(肝細胞癌)へと進展する可能性があります。(日本肝臓学会より)

3.狂犬病(Rabies)

 狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入、および極めて稀ではあるが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症である。狂犬病は4 類感染症全数把握疾患に定められており、診断した医師は7日以内に保健所に届け出る必要がある。(国立感染症研究所より)

4.破傷風(Tetanus)

 破傷風は、破傷風菌(Clostridium tetani )が産生する毒素のひとつである神経毒素(破傷風毒素)により強直性痙攣をひき起こす感染症である。破傷風菌は芽胞の形で土壌中に広く常在し、 創傷部位から体内に侵入する。侵入した芽胞は感染部位で発芽・増殖して破傷風毒素を産生する。破傷風の特徴的な症状である強直性痙攣は破傷風毒素が主な原因であり、潜伏期間(3 ~21 日)の後に局所(痙笑、開口障害、嚥下困難など)から始まり、全身(呼吸困難や後弓反張など)に移行し、重篤な患者では呼吸筋の麻痺により窒息死することがある。(国立感染症研究所より)

5.ポリオ(Polio)

    ポリオは、ポリオウイルスが人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染します。増えたポリオウイルスは、再び便の中に排泄され、この便を介してさらに他の人に感染します。成人が感染することもありますが、乳幼児がかかることが多い病気です。ポリオウイルスに感染しても、多くの場合、病気としての明らかな症状はあらわれずに、知らない間に免疫ができます。しかし、腸管に入ったウイルスが脊髄の一部に入り込み、主に手や足に麻痺があらわれ、その麻痺が一生残ってしまうことがあります。麻痺の進行を止めたり、麻痺を回復させるための治療が試みられてきましたが、現在、残念ながら特効薬などの確実な治療法はありません。麻痺に対しては、残された機能を最大限に活用するためのリハビリテーションが行われます。(厚生労働省より)

6.髄膜炎(Meningitis)

    髄膜(脳および脊髄を覆う保護膜)に炎症が生じた状態である。炎症はウイルスや細菌をはじめとする微生物感染に起因し、薬品が原因となることもある。 髄膜炎は炎症部位と脳や脊髄との近接度合いによっては生命の危険があるため、救急疾患に分類される。(Wikipediaより)

これらを訓練時それぞれの病気に対して1回~3回の予防接種を受けました。

また、A型肝炎とB型肝炎に関しては任国で3回目の接種が求められています。

さらに任意であり自費での負担となる黄熱病(Yellow Fever)の予防接種も受けています。任国外旅行で流行地域に渡航する際、接種済みの証明書を提示しないと入国できない場合があるからです。

途上国で生活するというのは、こういった感染症にかかるリスクに常に晒されているという事であります。

身体が何よりも大事な資本ですので、健康第一で日々健やかに暮らすことが隊員にとって、一番大事な活動と言えます('_')


では最後の問題の答えです。

正解はA:国際協力機構です。JICAを正式表記するとJapan International Cooperation Agencyとなり、日本語に訳すと正解になります。1974年に設立された「国際協力事業団」が、2003年に「国際協力機構」へと改称しました。

今日もご覧いただきありがとうございます。

ではまた今度。

エンジニアから国際協力師への道 (国際協力、ナミビア、青年海外協力隊の日常について)

国際協力やアフリカ、青年海外協力隊に興味がある方向けに情報発信。民間企業で数年、電気系エンジニアとしての経験を積み、青年海外協力隊に応募。2018年6月27日、2年の任期を終えて帰国。アフリカ南西部に位置するナミビアの職業訓練校で電気・電子工学の指導に従事。(活動期間:2016年6月~2018年6月)

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