「JICA」って何してるん??

こんにちは!

年末の旅行を計画中のKenです。

前回の年末年始はナミビアで散々な目に遭ったので(笑)、今回は国外逃亡します。

では、クイズの時間となりました。

人道的な国際救援活動等における物資のニーズに対応するため、備蓄をしている倉庫が

ある国はどこでしょう?

A:トルコ共和国 B:サウジアラビア王国 C:アラブ首長国連邦

(正解は本文の後で・・・)


今回はJICAについてざっくりと。

JICA(国際協力機構)という名前を知っていても、実際に何をしているか説明できる方は

少ないのではないでしょうか。そこで、自分の勉強も兼ねて英語併記で説明します。

まずJICAはJapan International Cooperation Agencyの略です。

半世紀に渡ってODA(Official Development Assistance)を活用した途上国援助を実施しております。JICAの資本金は8兆円以上(!!)、常勤職員だけで1800名以上います。また私達のようなJICAボランティアやJICA専門家として一時的に契約を結んでいる方、プロジェクトを請け負っている開発コンサルティング企業の従業員やかゆい所に手を差し伸べる活動をしているNGO職員などを含めるとおそらく数万人規模がJICAに関わっているでしょう。

ODAには二国間援助(Bilateral Assistance)と多国間援助(Multilateral Assistance)がありますが、JICAは二国間援助を日本国政府に代わって(独立行政法人として)実施する機関です。

具体的な活動は①技術協力、②有償資金協力、③無償資金協力、④国際緊急援助、⑤調査研究、⑥市民参加協力などが挙げられます。

技術協力(Technical Cooperationー 途上国で技術指導に従事する「専門家派遣」、途上国から技術を学びたい研修生を受け入れる「研修生受入」、技術協力の一形態であり、一定の成果を一定の期間内に達成することを目的として、あらかじめ合意された協力計画に基づき、一体的に実施・運営される技術協力事業である「技術協力プロジェクト(技プロとも呼ばれる)」、さらに途上国の公共的な開発計画策定を報告書の作成を通じて支援し、その調査過程において、相手国に技術移転を行う「開発計画調査」があります。

有償資金協力(Loan Aidー 円借款であり、開発途上国に対して低利で長期の緩やかな条件で開発資金を貸し付けることにより、開発途上国の発展への取組みを支援します。開発途上国に借入資金の効率的な利用と適切な事業監理を促し、開発途上国のオーナーシップを後押しします。また、円借款は返済を前提とした資金援助であるため、日本にとっても財政負担が小さく、持続性のある支援手段です。

無償資金協力(Grant Aidー 開発途上国に資金を贈与し、開発途上国が経済社会開発のために必要な施設を整備したり、資機材を調達したりすることを支援する形態の資金協力。無償なので、途上国に返済義務はありません。

国際緊急援助(Disaster Reliefー 世界各国で災害が起こった時に人的、物的、資金援助を行う。資金援助は外務省が担当しているので、他2点がJICAの担当。人的援助には、国際緊急援助隊(Japan Disaster Relief Team: JDR)の派遣が挙げられる。救助チーム、医療チーム、専門家チーム、感染症対策チーム、自衛隊部隊の5つのチームで支援する体制がある。物的援助は、被災地の救援や復旧を支援するため緊急援助物資を供与している。

調査研究(Researchー 開発途上国が直面する開発課題の解決に向けて、開発援助機関としての比較優位を生かした政策志向の学術研究を行うJICA研究所(JICA Research Institute)があります。また開発途上国の政策・研究機関からなる世界的ネットワークの地域ネットワークのひとつであるGlobal Development Network(GDN)Japanがあります。

市民参加協力(Cooperation through citizen participationー 市民やNGO、自治体、大学等による国際協力活動への参加を支援し、さまざまな形で連携しています。草の根協力事業、協力隊を含むボランティア事業、NGO支援、開発教育支援があります。

と、まあ巨大な組織なので、他にも多岐に渡る業務を実施していますが、メインは上記のものになるようです。いやー良い勉強になりました。ミクロな視点からマクロな視点まで移動して、俯瞰的に物事を見ると様々な状況が知れて面白いですね。


では最後に問題の答えです。

正解はC:アラブ首長国連邦です。

人道的な国際救援活動等における物資のニーズに、より迅速・的確に対応するため、難民等が生活する上で必要なテント、毛布、スリーピングマット、給水容器、ビニールシートをアラブ首長国連邦の倉庫に備蓄しています。

本日もご覧いただきありがとうございます。

ではまた今度。

エンジニアから国際協力師への道 (国際協力、ナミビア、青年海外協力隊の日常について)

国際協力やアフリカ、青年海外協力隊に興味がある方向けに情報発信。これまで民間企業で電気系エンジニアとしての経験を積み、現在は国際協力師を目指し、青年海外協力隊員として活動中。アフリカ南西部に位置するナミビアの職業訓練校で電気・電子工学を教えています。(活動期間:2016年6月~2018年6月(残り1ヵ月!))

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