ナミビア独立以前の公用語「アフリカーンス」

「ガイア理論」

地球と地球上に生きるすべての生物をひとつの生命体と捉える理論です。

1960年代にNASAで勤務していた大気学者で、化学者でもあったジェームズ・ラブロックに

より仮説が提唱されました。素敵な宇宙船地球号の考え方ですね。60年代ていうのが肝で

す。ヒッピー文化やサイケデリック文化がアメリカで隆盛していた時。集合意識、生きとし

生けるものは全て繋がっている。


今回はナミビアで使用されている言語の一つ、「アフリカーンス」について。

アフリカーンスとは南アフリカ共和国、ナミビア共和国と南部アフリカ一部の地域で使

われているオランダ系の言語です。第1言語として600万人が使用しています。

その昔、ヨーロッパからアフリカへ到来したオランダ系の人々が小さな植民地の建設を始め

たのが1652年。

彼らは自分達のことをオランダ語でアフリカ人という意味の「アフリカーナー」

と呼び始めました。

その後、彼らは母国へ帰ることなくアフリカに定住するようになりました。

つまりアフリカーナーの起源はオランダ語で、実際に現在のオランダ語とも非常に似ている

ようです。

微妙な違いがありますが、アフリカーンスを理解できるとオランダ語も理解できるといわれ

います。

ナミビアはかつてドイツ、南アフリカの占領を受けていた時代があり、白人が使用していた

アフリカーンスも公用語の一つとされていました。

1990年の独立を機に公用語ではなくなりましたが、今でも白人層が多く滞在している地域で

は共通語として使われており、地域によって公用語である英語の代わりにアフリカーンスを

使用している場面もあります。

ナミビアには当時の面影を残すアフリカーンス由来の地名が数多くあります。

「Hentiesbaai」「Keetmanshoop」「Grootfontein」など。

どんな単語か例をあげると、

英語「Hi」 

アフリカーンス「Haai」

英語「How are you?」

アフリカーンス「Hoe gaan dit?」

英語「Thank you」

アフリカーンス「Dankie」

英語「My name is ___」

アフリカーンス「Ek is __」

英語「Excuse me」

アフリカーンス「Verskoon my」

英語「What color is the snow?」

アフリカーンス「Watter kleur is die sneeu?」

英語と似た単語がちらほら。文法もほほ一緒です。

現地語や英語以外に白人由来の言語が残っているのは、歴史的に興味深いです。


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ではまた今度。


エンジニアから国際協力師への道 (国際協力、ナミビア、青年海外協力隊の日常について)

国際協力やアフリカ、青年海外協力隊に興味がある方向けに情報発信。民間企業で数年、電気系エンジニアとしての経験を積み、青年海外協力隊に応募。2018年6月27日、2年の任期を終えて帰国。アフリカ南西部に位置するナミビアの職業訓練校で電気・電子工学の指導に従事。(活動期間:2016年6月~2018年6月)

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