ナミビアの秘境「ツンクエ」

「合成の誤謬」

合成の誤謬(ごうせいのごびゅう)とは、一つ一つ見ると合理的な行動であっても、それが複数重ねあわされたとき、必ずしも正しい結果にならないことを表す経済用語です。たとえば、企業が優秀な人材ばかりを採用して、組織の成長を求めているにも関わらず業績が上がらない。または良かれと思って貧しい人々を助けるために募金を集めた結果、裨益する側の人々が援助に慣れて働かなくなる。などですかね。

この現象、とても興味深い示唆に富んでいます。


今回はナミビアの知る人ぞ知る街「ツンクエ(Tsumkwe)」です。

ツンクエはサン族(ブッシュマン)が本拠地としている地域です。サン族は南アフリカ共和国やボツワナ、ナミビアなど南部アフリカ地域のみに居住し、全人口で9万人ほどです。

砂漠地帯に住む数少ない狩猟採集民族の一つです。

今回は彼らの伝統文化を体験できる集落でキャンプをしてきました。

ナミビアには先住民族の伝統文化を保護して、一般の方に紹介するための施設として「リビングミュージアム」という場所があります。いくつかあるのですが、ここはサン族の文化が体験できる「Little Hunter's Museum」です。近場の「Grootfontein」という街からクルマで砂利道を4時間ほど行くと到着できます。道が悪く、交通量も少ないので、行くまでが大変でした。


半日ツアーに申込み、ブッシュを散策中に見つけた野生のポテトを剥いてくれています。

貴重な栄養源なのでしょう。

伝統的な遊びを見せてくれました。日本の「かごめかごめ」のような印象でした。

これも遊びの一種で男性陣と女性陣に分かれて、掛け声の調子を合わせながら、お互い攻撃と防御を繰り返しているようだが、勝ち負けのルールがさっぱり分からんかったw

おじいちゃん達がハンドメイドで弓矢を作ってくれてます。このおじいちゃんトリオが何ともいえない渋~い雰囲気を醸し出していました。

狩猟民族らしく、手作りの弓矢で狩りの仕方を実演してくれました。一発で命中!

マッチやライターを使わずに火をおこします。道具は自然から採取したもので全て手作りです。

燃えやすい枯れ草の中に火種を置いて、息を吹きかけると煙と共に火が。サバイバルの知恵と経験が詰まっています。

サン(ブッシュマン)の伝統的で歴史的な貴重な文化がたっぷり体験できました!


今日もご覧いただきありがとうございます。

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ではまた今度。

エンジニアから国際協力師への道 (国際協力、ナミビア、青年海外協力隊の日常について)

国際協力やアフリカ、青年海外協力隊に興味がある方向けに情報発信。民間企業で数年、電気系エンジニアとしての経験を積み、青年海外協力隊に応募。2018年6月27日、2年の任期を終えて帰国。アフリカ南西部に位置するナミビアの職業訓練校で電気・電子工学の指導に従事。(活動期間:2016年6月~2018年6月)

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