国際協力師とは(補足)

VVTCの校内は今週から授業が再開したので、生徒達が戻ってきて賑やかになりました。

学校は、政府でも、校長先生でも、先生でもなく結局は生徒のものなのでしょうね。

校内で活き活きとした生徒達の姿を見ると、そう感じます。

途上国への有効な援助とは何かを最近考えますが、日本も昔は途上国だったので自国の歴史を振り返ろうと思い、近代史(明治維新~)以降に起きた出来事と対処法を見直し、国際協力に生かせないかと模索中です。

「歴史は繰り返す」といいますし。

単純に、同じ事例を適用するのは難しくても、どのような問題(貧困、インフラ整備、医療、民間開発etc)に対して、いかなる援助をしたかは参考になるはずですから。


以前「国際協力師」の定義について触れましたが、今回は1年間の協力隊経験を踏まえてその補足をします。

まず「国際協力師」とは、NPO法人・宇宙船地球号が2005年頃から提唱している新しい職業人の概念です。「生活するのに十分な報酬をもらって、プロとして国際協力を持続的に行っている人々」をさします。 

 国際協力師に相当する人々としては、以下の5つに分類されます。 

①国際公務員(国連職員、世界銀行職員、アジア開発銀行職員など)  

②政府機関職員(外務省、国際協力機構〈JICA〉職員、日本貿易振興機構〈JETRO〉職員など) 

③政府機関専門家(JICA専門家〈技術協力専門家、業務調整員)など) 

④NGO(非政府組織)スタッフ(国際大型NGO有給職員など) 

⑤開発コンサルタント会社職員 

以上のほかに民間企業で国際協力に関わるCSR担当部署に勤める会社員も含まれます。

 一般に国際協力師になるためには以下の資格があると有利といわれているので、私の現状と照らし合わせてみます。

 1.英語力(TOEFL iBT 100以上) 

  →今はTOEIC800点台なので、まだ届いてないな。。(TOEICとTOEFLは別物)

 2.大学院修士(開発分野での専門性)

  →電気工学の学士は取得しているが、修士は持っていないので近々取得したい。専門を検討中。

 3.2年以上の海外勤務経験(青年海外協力隊、国連ボランティア、NGO海外派遣など) 

  →青年海外協力隊に派遣中。あと1年の任期。

 加えて以下の経歴・資格があると選択肢が広がります。

 4.他の国連公用語(フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語から1つ) 

  →スペイン語を勉強中。

5.大学院時代の国際機関、政府機関、開発コンサルタント会社でのインターン経験 

  →インターン経験なし。大学院在学中に行ける機会があるはず。

6.大学院時代のNGOまたは一般企業でのインターン経験 

  →一般企業(電気メーカー、専門商社など)での職歴あり。

7.開発途上国への旅行または滞在経験 

  →アジア圏の途上国へ旅行、協力隊でナミビア滞在。

 8.英語圏、フランス語圏などへの留学経験 

  →イギリスで6か月間の語学留学とナミビア滞在経験。

 9.ボランティア経験 

  →協力隊は一種のボランティア。

 10.教職、調理師などの国家資格

  →専門の国家資格は所持せず。電験3種など取得できればなあ。。 


資格があれば就職できる訳ではないと思いますが、あれば一定の評価を受けることは確かだと思います。就職情報を調べていると国際公務員や開発コンサルタントを目指す場合、特に技術資格や実務経験が最重要視されているようにみえます。

基本的に開発業界で求められているのは、確固とした専門性を伴った技術力、途上国での生活に耐えうる精神的・肉体的タフさ、外国語(現地語も)を扱える表現力と状況に応じた柔軟性、だと考えているので自分の望むポストを獲得するためにいかに各適性を高めていくかになると思います。


ではまた今度。


(ちなみにこの写真はVVTCではありませんw先輩隊員の任地を訪れたときのものです。)

知っておきたい「ナミビア」のすべて

「ナミビア」をはじめとするアフリカ諸国、青年海外協力隊に興味がある方向けに情報発信。民間企業で数年、電気系エンジニアとしての経験を積み、青年海外協力隊に応募。2018年6月27日、2年の任期を終えて帰国。アフリカ南西部に位置するナミビアの職業訓練校で電気・電子工学の指導に従事。(活動期間:2016年6月~2018年6月)

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