青年海外協力隊のライバル「Peace Corps」

こんにちは!

最近、Kindle本の読書に嵌っているkenです。

突然ですが、国際協力に関する問題です。

1965年に派遣を開始した青年海外協力隊が一番最初に派遣された国はどこでしょう?

A:ラオス B:ガーナ C:フィリピン

(正解は本文の後で・・・)


今回はPeace Corpsについて。

Peace Corps(ピースコー)とはアメリカのボランティア組織であり、青年海外協力隊

(JOCV)と同様に途上国援助を目的に世界中へボランティアを派遣しています。

1960年、民主党のジョン・F・ケネディ候補が創設を公約し、翌61年3月にケネディ大統領令で実施に踏み切りました。

私達、平成28年度1次隊が二本松訓練所で派遣前訓練をしている時、当時の駐日アメリカ

合衆国大使キャロライン・ケネディ氏(ジョン・F・ケネディ元大統領の娘)が訓練模様を視

察に来られたこともあり、JOCVと微妙に繋がりがあります。

Peace Corpsの活動目的として

・技術的支援の提供

・外国の人々がアメリカ文化を理解する手助け

・アメリカ人が外国の文化を理解する手助け

があります。JOCVの活動理念と似ています。(どちらかが真似したかもしれませんね(^_^.)

私は着任当時から同じVVTCで活動するピースコ―のアメリカ人と同居しています。「アフ

リカのナミビアでアメリカ人と同居」という体験をしています。

立地が良いせいかピースコ―仲間が頻繁に我が家へ来てパーティーをしています。彼らは個

人主義の塊みたいな人達なので、一度パーティーが始まるとやりたい放題です。夜中まで音

楽をかけ騒ぎ、室内で水タバコを吸い、ゴミは散らかし放題、室内に寝る場所がないと屋

外にテントを張ったり、と自由すぎる人達です。

同居人によると、ピースコ―はナミビア国内だけで100名以上が活動しているそうです。

ナミビアで活動しているJOCVが今現在(2017年9月)16名なので、数倍の開きがあります。

彼らはナミビアへ来てから現地語訓練、料理研修等を2ヵ月ほど実施してから、任地へ送ら

れます。着任する直前までどこの任地になるかは分からないそうです。

JOCVの職種が100種以上に分かれており、各々専門性が求められる(一部例外あり)の

に対して、ピースコ―の職種は数種類(農業、教育、経済開発など)しかなく、割と一般的

な知識で活動できるものが多いようです。見てると年齢層も若いです。

The Namibian」という大衆新聞にピースコーの記事が載るくらいなので、知名度は高いの

でしょう。一方JOCVはまだこの国で活動を始めて10年少しと歴史が浅く、目立った広報活動

をあまりしていないので、一般層にはまだ知られていない存在といえます。


アメリカは日本と違いボランティア活動に対する理解と意識が高く、活動を終えて帰国して

からもボランティア活動は高く評価され、優良企業へ就職できる可能性が高いようです。

よく誤解されていますが、そもそも「ボランティア」とは「無償で活動すること」を意味す

るのでなく、本来は「自発的に自分の意思で活動すること」を指しているのであり、お金を

もらっているボランティアも沢山います。私達も活動経費ということで毎月手当を頂いて生

活しています。宗教(キリスト教圏と仏教/儒教圏)の影響もあるでしょうが日本国内のボラ

ンティアに対する評価は低いのが現状です。

以上、ピースコー(アメリカ)と青年海外協力隊(日本)の対比をしてみました<m(__)m>


それでは最後に問題の答えです。

正解はA:ラオスです。1965年5月12日、初の協力隊員5名がラオスへ派遣されたのを皮切り

としてこれまでに延べ88ヶ国へ42,000名以上が派遣されています。

本日もご覧いただきありがとうございます。

ではまた今度。


エンジニアから国際協力師への道 (国際協力、ナミビア、青年海外協力隊の日常について)

国際協力やアフリカ、青年海外協力隊に興味がある方向けに情報発信。民間企業で数年、電気系エンジニアとしての経験を積み、青年海外協力隊に応募。2018年6月27日、2年の任期を終えて帰国。アフリカ南西部に位置するナミビアの職業訓練校で電気・電子工学の指導に従事。(活動期間:2016年6月~2018年6月)

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