ボツワナへ任国外旅行!(観光編)

こんにちは!KENです。

2018年、明けましておめでとうございます。任期も半年を切り、ラストスパートに入ろうとしています。アフリカで迎える最終年となるので、悔いなきよう活動していきたいと思います。

ここで、恒例のクイズです。

次のうち、ボツワナの首都はどこでしょう?

A:ルサカ B:ハラレ C:ハボロネ

(正解は本文の後で…)


今回はボツワナ旅行について。

年末年始の休みを利用して、隣国ボツワナへ4泊6日(12/27~1/2)の旅行に行ってきました。

同期隊員に案内してもらい、ハボロネ→ナタ→マウン→シャカウェイとボツワナ国内を周回しました。

まずは首都のハボロネ。(12/27)

空港に到着すると、降りる人は疎らで少し心細い感じ。ボツワナへの入国カードを記入します。そんなに利用客が居ないのに関わらず、カードが丁寧に一枚一枚テーブル上に並べられているのに感心(ボツワナ人はマメ?)。入国審査を問題なく通過し、ロビーへ。さっそくタクシー運転手が話しかけてくる。両替とSIMを購入したいからと言い、待たせる。両替は予め用意しておいたUSドルと南アフリカランドを交換。ボツワナの通貨はプラ(P)で、所持金5000プラ(P)ほどを確保。P10≒1USドルなので、レートが分かり易い。携帯のSIMは近くのカウンターで「MASCOM」を購入(P20)。500MBを14days使えるプラン(P69)に加入する。

タクシー運転手にハボロネ市内へ連れて行ってもらう(P150)。JICAドミトリー近くのショッピングモールで同期と感動的でもない普通の再会。他愛のない話をしながらドミに行き、荷物を置き、他ボツワナ隊員さん達としばし歓談。他国の隊員が来れないナミビアの観光地を自慢げに猛プッシュしておきますw。いつも思うけど、他任国の隊員さんに会うのは、皆個性があるので刺激的で楽しい。

同期にボツワナ市内を案内してもらう。市内を走っているルートタクシーとしてコンビが利用されているところがジンバブエに似ている。料金も安い(P2.5)し便利。市内には大きなショッピングモールが幾つか点在していて、店内を見て回る。ショップは半分くらいナミビアと一緒だった。南アフリカの影響を強く受けていて、輸入品が多いのはボツワナもナミビアも大して変わらないようだ。

夕方一緒に旅をするメンバーと夕食を済ませ、その後は列車へ乗り込む。ボツワナには夜行列車が運行している。料金はハボロネーフランシスタウンでP224。

列車の最終地点はフランシスタウン(12/28)。ここは朝早かったこともあり、お店が開いてなかったので、次の目的地ナタへさっさと移動します。長距離バスに乗り込む。ボツワナでは「スプリンター」と呼ばれます。ナミビアでは「コンビ」なので微妙な違いがあります。ボツワナの素晴らしい点は長距離バスが時間通りに出発すること。普通、長距離バスは人数が集まらないと出発しないことが多く、運が悪いと5時間待ちなんてこともある。しかし、ボツワナは待っても30分程度で乗客が埋まっていなくても出発する。同期によると政府が補助金を出しているから、人数が足りなくても採算が取れるとの事。凄いぞ、ボツワナ。

最初の停泊地点ナタへ到着して宿「Nata Lodge」へ移動します。この町は一言でいうと田舎。何もない。目的は近くにある「Bird Sanctuary」で野鳥とどうぶつを見ること。ヌーやカモメ、フラミンゴなどが観察できた。同じサファリカーだったイタリア人が陽気で盛り上げ上手。モザンビークで働いている友人と共にボツワナへ観光に来ているところらしい。

ナタは一泊で済ませ、次なる目的地マウンへ移動(12/29)。移動に時間がかかります(P66)。マウンはボツワナ北部有数の観光地で活気が溢れています。オカバンゴ・デルタのお膝元となる街でもあります。宿泊は「Motsebe Backpackers」。

ここで、一緒に旅をしているボツ隊員の同期であるザンビア隊員と遭遇。一人でボツワナ国内を旅していて、偶然同じ日程でマウンに泊まることになった模様。お洒落なカフェでシャリシャリのシャーベット状になったアイスコーヒーを頂きエネルギーチャージ。この日は移動で疲れているので宿へ戻り一夜を過ごす。次の日(12/30)は午前中から観光。まず、モコロと呼ばれるカヌーに乗って、湿地帯を遊覧するツアー(P450)に参加。午後はオカバンゴ・デルタを6人乗りのセスナに乗って上空から眺めるツアーに参加(45分、P900)。陸と空からオカバンゴ・デルタを堪能しました。

マウンで2泊した後は最終地シャカウェイへ移動します(12/31)。スプリンター(P89)で移動するが、途中下車する人が多く、やたら時間がかかる。それでも夕方5時頃になんとか到着。ここも田舎だけど、目的はユネスコ世界遺産に登録されている「ツォデロ・ヒルズ」。この日はそのまま宿「Shakawe RIver Lodge」で一泊して休憩。夕食時、レストランで研究の為ボツワナを訪れている日本人に遭遇。大学教授で、かなりの高齢。耳が遠いらしく、何度も質問を聞き返される。ユーラシア・アフリカの乾燥地帯の研究がどうとか言っていた。この日は大晦日。夜は皆で部屋に集まり、ボツワナのカウントダウンイベントをテレビで見ながら、年越し。Happy New Year 2018!

次の日(1/1)は早起きして初日の出を拝み、ツォデロ・ヒルズ観光へ。ブッシュマンていうナミビアにもいる少数民族がかつて住居としていた地域で、多くの岩絵群が残されている。優しい人柄のブッシュマンおじちゃんに案内されて、辺りを散策する。勾配が激しく、汗が絶え間なく吹き続ける。ナミビアにも同じ様な岩絵群があるが、これはこれで新鮮だった。

旅の最終日(1/2)はシャカウェイから陸路で国境を越えてナミビアへ。手続きが上手くいくか、移動手段が確保できるか心配だったが杞憂に終わった。あっさり任国ナミビアへ帰国。帰ってきた、ナミビア。景色はほとんど変わらないけど、何となく落ち着く。同期が細かいアレンジを全てやってくれたおかげで、トラブルもなく旅行を楽しめました。


では最後に問題の答えです。

正解は本文にもある通りC:ハボロネです。英語だとGaboroneとなります。A:ルサカはザンビアの首都、B:ハラレはジンバブエの首都です。

本日もご覧いただきありがとうございます。今年も宜しくお願いします。

ではまた今度。


知っておきたい「ナミビア」のすべて

「ナミビア」をはじめとするアフリカ諸国、青年海外協力隊に興味がある方向けに情報発信。民間企業で数年、電気系エンジニアとしての経験を積み、青年海外協力隊に応募。2018年6月27日、2年の任期を終えて帰国。アフリカ南西部に位置するナミビアの職業訓練校で電気・電子工学の指導に従事。(活動期間:2016年6月~2018年6月)

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