教育の必要性

今回は教育の必要性について。

余談ですが、今日はVVTCのOfficial Openingイベントがありました。入学式に近いのですが、少し違っていて、学校全体で今年の始まりを宣誓する行事でした。

ナミビアで職業訓練にボランティアとして、携わっている身から思うこと。

まず、日本の教育と気質は素晴らしいということ。けっしてナミビア人が劣っているとか、日本人だから優れていると言いたいわけでなく、教育の制度。もっと云うと躾。

こちらの人は自己主張をして当たり前、周りの空気を読む、相手を思いやるという文化でなく、伝えたい事、したい事ははっきり言葉にして伝えないと伝わりません。あと、ほとんどの人は自分が絶対に正しいと思っている傾向が強い。たとえ客観的に見て間違っているように見える、法律を犯していても自分が正しいと思い込んでいるので、人の意見を素直に聞くという姿勢に欠ける。あと、自分で考えようとしない。すぐに答えも求めたがる。

自分が一番気にしているのはこの点。

もう少し謙虚に人の話に耳を傾け、相手の言いたい事を冷静に見極め、そこからどうしたら生産的な結果が得られるかをじっくり考える土壌があれば進展するかもしれないが、とにかく自分が正しい、相手が間違っているという考えが染みついているので、そういう方向に進まない。

私が教えているのは既に20歳越えの大人なので、「三つ子の魂百まで」ではないが、新しい習慣や考え方を教え込むのには少し遅い気がする。やはり初等教育(小中学校)また家庭での躾が大事ではないかと思う。

頭の良さなんてそれまでいかに努力したかの違いでしかないので、小さい時に習慣として身についている部分が大きいのでしょう。教える側も当然そういう教育を受けてきているので、どっちもどっちである。勿論、優秀な方々もおられるが、ほんの一握りである。さらに言えば制度の問題、国家の考え方の問題、とスケールが大きくなってくるのであるが、私一個人がどうこう言える立場ではないので、何ともし難い。国民性といえば国民性である。

ナミビアに限って言えば中途半端に発展しているので、なおさら性質が悪い。これ以上の発展を望むのは正直相当難しいレベルにいると思う。

これは私の推測だが、人種差別するつもりでなく、白人が過去の時代に制度を整えたからナミビアが発展したのだと思う。黒人が9割を占めるにも関わらず、大企業のトップは白人が勤めているケースが多い。

根本的な人の考え方を変えるなんて、そうそう出来ることではない。

これが結論である。

以上。


エンジニアから国際協力師への道 (国際協力、ナミビア、青年海外協力隊の日常について)

国際協力やアフリカ、青年海外協力隊に興味がある方向けに情報発信。民間企業で数年、電気系エンジニアとしての経験を積み、青年海外協力隊に応募。2018年6月27日、2年の任期を終えて帰国。アフリカ南西部に位置するナミビアの職業訓練校で電気・電子工学の指導に従事。(活動期間:2016年6月~2018年6月)

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