こんにちは!Kenです。
「1%の違い」
もし毎日、1%だけ向上しようと一年努力し続けるなら、現状を1として
1%向上なので1.01の365乗で37.7、しかしもし1%低下すると0.99の365乗で0.025。
つまり、毎日1%だけ良くなろうと考え1年が経過すると1が37に育ちます。
一方、毎日1%手を抜いて生きようと思ったら1が0.02になってしまう。
その差はなんと1480倍にもなるのです。
いかに日々の積み重ねが大事であるかが分かります。
今回は協力隊員の頼れるお兄さん、お姉さん的な仕事「企画調査員」について。
私達が任国での活動をサポートしてくれる存在に在外事務所で勤務する企画調査員という
方々がいます。青年海外協力隊OVが国際協力に携わるため次のステップとして、選
ぶ代表的な職種の一つになります。
JICAでは、現在 72 カ国に 162 名(2017 年 11 月 30 日現在)の企画調査員(ボランティア事
業)を派遣し、青年海外協力隊やシニア海外ボランティア等の案件形成や活動支援、安全対
策など、広範かつ多岐にわたる業務を担っています。
私達ボランティアと直に接しながら、良き相談相手となって個々のボランティアの活動を支
援する、というのが企画調査員(ボランティア事業)の中核的な業務です。
このため、企画調査員(ボランティア事業)には、高い語学力はもちろんのこと、ボランテ
ィアの置かれている状況を的確に把握し、時に助言し、時に暖かく見守るような、優れたコ
ミュニケーション能力や、海外での業務経験が求められます。
私達ボランティアは文化の違いや人間関係、途上国での生活環境への適応、活動が上手く進
まないことなど、様々な悩みを抱えることがありますので、企画調査員(ボランティア事
業)には、ボランティアが充実した活動を展開できるようなサポート役になることが期待さ
れています。
また JICA が行うボランティア事業として、個々のボランティアが個別の成果を挙げるだけに
留まらず、それぞれの派遣国の開発課題に沿った、より大きな成果に繋がる事業展開が求め
られる場面もあります。このような状況に対応するためのアドバイスの能力やマネジメント
能力を求められることも多く、企画調査員(ボランティア事業)の果たす役割は、近年益々
重要なものとなってきています。
とJICAでは建前上、良い事ばかり挙げていますが実際にはヒト対ヒトなので、良い事も悪い
事もあります。人間的な相性もそうですし、その方の考え方による部分が大きいのです。
自分の任期中に途中で新しい調整員が着任・交代したので、どうしても比較してしまうので
すが、一方ではフレンドリーで活動以外でも旅行へ行ったり、食事に誘ってくれて付き合い
やすい。ただ、仕事のレスポンスが曖昧で、具体的な相談には答えてくれないというケース
と、仕事はキッチリしていて、個人的な相談も聞いてくれる、ただ仕事とプライベートの区
切りがはっきりしていて、普段、皆で食事をしたり、旅行を一緒にしたりするほどではない
というケースがあります。長所、短所がお互い違っていて、個性が逆なので一概に良い悪い
は言えません。
完璧な人間なんて世の中には存在しないので、当たり前です。
でも私達、隊員の見えない部分で色々と気苦労されていることは容易に想像つくので、
有り難い存在であることには間違いないです。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
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