ナミビアの教育システム

こんにちは!Kenです。

「人生を意味あるものにするには」

①何かを行う、活動、創造する

②何かを体験する、自然、芸術、人間を愛すること

③事実をどう受け止め、適応して振る舞うか

①と②は自分の行動に関わることなので、感覚的に分かりやすいですが、③はどうでしょう?これは自分がどんな状況に置かれていようと、自分の心構えや考え方、前向きに立ち向かう意志によって人生は実りあるものになることを示しています。


今回はナミビアの教育システムについて。

日本では皆さんご存知のように幼稚園や保育園のプリスクールがあり、小学校で6年間、中学校で3年間、高校で3年間勉強して、それぞれ就職を選ぶものがあれば、専門学校へ行きスキルを磨いたり、または大学へ進学して学位を授与されるというケースが一般的です。

ではナミビアはどうなっているのでしょうか?

6歳になるとPrimary schoolに入学して、7年間勉強します。

海外では学年のことを「Grade」と呼びます。例えば小学3年生は「Grade3」となります。

そしてSecondary schoolに進みます。ここでは5年間勉強しますが、2つのフェイズ(3年と2年)に分けられます。最初の3年間をMiddle educationと呼び、終わったあとに国家試験があります。この時点で「Grade10」になります。

また後の2年間をSecondary educationと呼びます。この2年が終わった後にも国家試験があり、最終的には「Grade12」で卒業となります。この学年は日本でいう高校3年生ですね。

ナミビアではこの国家試験が難しいらしく、多くの生徒が落第してしまいます。現場の人間でないので、詳細は知らないのですが、テストが極端に難しすぎるか、生徒の実力不足か、または両方でしょう(-_-;)

このGrade12を終えると優秀な生徒はナミビア唯一の国立大学である「ナミビア大学」へ進学します。(現地ではUniversity of Namibiaを短くしてUNAM(ユーナム)と呼ばれています。)また、「ナミビア科学技術大学」(Namibian University of Science and Technology)略してNUST(ナスト)と呼ばれる技術系大学もレベルが高く、優秀な卒業生を輩出しています。

一方で大学に行かず働き始める若者もいれば、UNAMやNUSTに惜しくも入学できなかったが、もっと勉強したい生徒もいます。このような生徒を受け入れているのが、私の配属先である「Vocational Training Center(VTC)」(職業訓練校)になります。

簡単にいうと、能力向上を目指す若者に対するセーフティーネットです。

倍率は高いですが、入学試験の類いは無く、入ろうと思えば誰でも入れます。

ただし、条件として「Grade10」の国家試験をパスしている事が最低条件です。学科によっては「Grade12」の試験をパスしている資格を求めます。

VTCを卒業すると専門スキルが身に付けているという証明書が発行されるため、これを武器に就職を目指すもの、またUNAM進学をリベンジするもの、自分で起業するものなどそれぞれの道へ進みます。

今日もご覧いただきありがとうございます。

ではまた今度。

エンジニアから国際協力師への道 (国際協力、ナミビア、青年海外協力隊の日常について)

国際協力やアフリカ、青年海外協力隊に興味がある方向けに情報発信。民間企業で数年、電気系エンジニアとしての経験を積み、青年海外協力隊に応募。2018年6月27日、2年の任期を終えて帰国。アフリカ南西部に位置するナミビアの職業訓練校で電気・電子工学の指導に従事。(活動期間:2016年6月~2018年6月)

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